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東洋の医学的な考え方に学ぶ!自然界の性質に合わせたマッサージ

2018/10/21

「人は自然の一部であり、人の中にもまた自然が存在する」

 

このような「人と自然は一体である」という考え方を東洋の医学では「天人合一思想」といいます。

 

「ずいぶんと壮大なことを言っているなぁ」と思われるかもしれません。

 

 

◆人は自然界と似た性質を持っている

 

私たちの身体は自然界の特性と、とてもよく似ているんです。

 

例えば冬に暖房をつけると、天井の方は暖かいのに床の方は寒いですよね?

 

熱い空気は上方へ、冷たい空気は下方へ行くからですが、人の身体も同じで上半身は、ほてりやすく下半身は冷えやすいのです。

 

同様に、水が上方から下方へ流れるように、身体の水分も上半身から下半身へ流れます。

 

 

 

他にも、自然界が時間や季節によって変化するように、人の身体も絶えず変化し続けています。

 

太陽の光を浴びれば体内でセロトニンやビタミンDが、夜になればメラトニンが増える。

 

寒い冬は、熱を逃がさないように血管を縮め、暑い夏には熱を逃がすように血管を広げて汗をかく。

 

雨が降ると古傷が痛んだり、気圧が変化すると偏頭痛が起きる。

 

このように、人は自然との関わりの中で影響を受けながら生活をしているので、確かに「自然と一体」と言えるのではないでしょうか?

 

 

◆東洋の自然哲学「五行」という考え

 

東洋の医学では、自然界に存在する基本的な要素を5つの性質に分類した「五行」というものがあります。

 

その5つの性質の基本となるのが「木・火・土・金・水」です。

 

もとは「五材」と言われ、人の生活に必要な5種類の素材という意味で使われていたのだとか。

 

それが、のちに性質や属性といった本質に注目し、哲学的な考えに変化していったそうです。

 

●五行の性質

…草木が成長するように、のびのびと広がる様子、育つ、発散する。

 

…炎が上に燃え上がるように上昇する、暖かい、明るい、灼熱。

 

…ミネラルなどの栄養分が農作物を育て収穫する、万物を受け入れる、分解して変化する。

 

…金属のように冷徹、堅固、加工され形が変化することから従順、収縮。

 

…重力により上から下へ流れる、周りを潤す、冷やす。

 

 

◆それぞれがバランスをとりながら存在

 

「木は燃えて火を生み、火は燃え尽きて灰(土)を生み、土は堆積して鉱石(金)を生み、金は水滴(水)を生み、水は種を芽吹かせ木を生む」

 

五行はよく図形の円形で示され「木→火→土→金→水→木……」のように、助け合う「相生」の関係が循環しています。

 

逆に「木は根を張り土の養分を吸収し、土は水を吸い取り、水は火を消し、火は金を溶かし、金(で作られたノコギリ)は木を切る」

 

この「木→土→水→火→金→木……」のように一方が他方を抑える「相克(そうこく)」の関係もまた循環しています。

 

5つの性質は互いにうまくバランスをとりながら存在しているのです。

 

東洋の医学では、すべての事物や自然現象の中にこれと似た性質があると考えられています。

 

例えば四季では春が「木」、夏は「火」、長夏(中国では夏と秋の間に梅雨時期があるとされる)は「土」、秋は「金」、冬は「水」。

 

人体の五臓「肝・心・脾・肺・腎」もその一つで、肝は「木」、心は「火」、脾は「土」、肺は「金」、腎は「水」に分類されます。

 

そして五臓もまた、互いにバランスをとりながら存在しているのです。

 

 

◆まとめ

 

自然界と同じように、日々変化し続ける身体をよく観察して、崩れたバランスを整えることが大切になるのです。

 

代々木上原のエステサロンeasamでは、東洋の医学的な「五行」の考え方に基づき、お悩みや体質に合わせたフィトテラピー処方のオイルを使用してマッサージをしていきます。

 

どの部分が原因で症状が出ているのかを見極め、心と身体のバランスを整えて、身体の不調を改善していきましょう☆